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サントリー広報部員が取材し、”サントリーの今”や”こぼれ話”をレポートするサントリー公式ブログです。

サントリー美術館「徒然草」展 兼好法師の長編随筆の魅力

サントリー美術館では、ただ今「徒然草-美術で楽しむ古典文学-」展を開催しています。

トップ140617公開直後、早速取材してきました!


「徒然草」といえば、「つれづれなるままに 日ぐらし 硯(すずり)にむかひて」と、序段の一節が頭に浮かぶ方も多いでしょう。古文の授業では必ずと言っていいほど登場する、日本三大随筆のひとつ。
しかし、作者で有名な兼好法師の本名はおろか、書くに至った経緯、詳しい執筆の時期や目的は、実ははっきりしていないのです。本展ではそんな謎に包まれた「徒然草」に迫っています。
入り口140617
徒然草が完成したのは鎌倉時代末期とされていますが、当時はそれほど注目されていなかったそうです。江戸時代初期に、幕府の学問奨励や印刷技術の発達を背景として、庶民層にまで広く知れ渡ります。そのころから、人気の章段が絵に表され、「徒然草」は絵巻や屏風などの多くの媒体に展開したのです。
徒然草図屏風140617
そして私が注目した作品が、こちらの長大な「徒然草絵巻」。すべての章段に淡く美しい挿絵が入っています。
徒然草全244段140617
こちらの絵巻がその原本一巻目。先ほどのは縮小版ですが、原本はなんと全20巻で全長250メートルにも及びます。
徒然草1巻目140617
「徒然草」を絵画化した「徒然絵」と呼ばれる作品群はあらゆる流派によって描かれましたが、全244段の長編をほぼ絵画化しているのは、この海北友雪(かいほうゆうせつ)の作品以外は見つかっていないのです。本展ではその絵巻を心ゆくまで楽しめます。
全体図140617
その他、源平合戦で有名な一の谷の戦いを描いた「一の谷合戦図屏風」など、海北友雪の作品も数多く展示されています。迫力満点!
一の谷合戦図屏風140617
古文ということで固い内容を想像する方も多いかもしれませんが、実はそうでもありません。ハッとさせられる教訓や、思わずうなずいたり感心させられる考察、笑える話もたくさんあるんです。
こちらの絵は、宴の席で酔った僧が、ウケを狙い鼎(かなえ)を頭に被ったところ、抜けなくなってしまったというエピソードを表したもの。
53段140617
いつの時代も失敗談はあるんですね。
皆さんもぜひ、お気に入りのストーリーを見つけにサントリー美術館にいらしてください♪
多様な作品を通じて、兼好法師の物思いに心を重ねてみませんか?

今回のレポートはがっちがお届けしました。

関連リンク
「徒然草-美術で楽しむ古典文学-」のサイト
サントリー美術館 「徒然草―美術で楽しむ古典文学」展 開催(ニュースリリース)
がっち

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がっち


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まる まる

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まよら~ まよら~

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