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サントリー美術館 「開館50周年記念『美を結ぶ。美をひらく。』 II 不滅のシンボル 鳳凰と獅子」展 開催中

サントリー美術館は、「開館50周年記念『美を結ぶ。美をひらく。』II 不滅のシンボル 鳳凰と獅子」展を2011年6月8日(水)~7月24日(日)まで開催しています。(共催:朝日新聞社、フジテレビジョン)
110608展覧会中央.JPG今回の展覧会は、不滅のシンボル「鳳凰と獅子」がテーマ。
リンク:「開館50周年記念『美を結ぶ。美をひらく。』 II 不滅のシンボル 鳳凰と獅子」展開催中 【2011年6月8日(水)~7月24日(日)】 
 
サントリートピックスでも、「開館50周年記念『美を結ぶ。美をひらく。』II 不滅のシンボル 鳳凰と獅子」展を取材してきましたので、作品とともにご紹介します!
 
「鳳凰と獅子」は、日本の文化史において特別な意味をもっています。
十二支には含まれない動物でありながら、宗教儀礼や民間信仰などにも影響を与えてきました。
そして、祝いの儀式にふさわしい高貴なシンボルとして重視され、絵画や工芸の意匠となってきました。
110608展覧会入口
鳳凰は、優れた天子がこの世に現れる時に姿を現す空想の鳥として、古代中国から日本へ伝わり、以来、大切にされてきました。
(写真:旧官製はがきの図案としても親しまれてきた重要文化財「鳳凰文磚(もんせん)」飛鳥時代、南法華寺蔵)
110608鳳凰文磚
その後、古代から中世へと社会が激しく生じても、福をもたらす普遍の存在として大切に育まれます。
平等院の「鳳凰」(模造、「尾羽片」のみ展示)、当初の鹿苑寺金閣の上に据えられていた「鳳凰」(写真下、写真下、室町時代 鹿苑寺蔵)は、当時、遥か高い所から世の中の移り変わりを眺めていたのですね。
110608鳳凰(鹿苑寺)
獅子は、もともとライオンに由来しますが、ライオンが生息しない中国へ流入した段階で空想をもとに装飾が施されました。
いわゆる「唐獅子」として強力な存在感をもち、日本へと伝わってきたのです。

空想の動物としての獅子は、各時代の芸術家の創造欲をかきたて、威風に富んだ猛獣としての表現から、犬や猫を思わせる愛玩動物的な獅子に至るまで、ジャンルを超えて豊かな広がりをみせました。
(写真:野々村仁清作「色絵獅子鈕鞠形(つまみまりがた)香炉」)
110608色絵獅子鈕鞠形
そして、江戸時代も半ばとなり18世紀に入ると、蘭学の興隆とともに実物のライオンに関する情報も日本にもたらされます。
『ヨンストン動物図譜』におけるライオンの図は、小田野直武などによって洋風画の題材となり、幕末期に至るまで、唐獅子とライオンが人々の暮らしの中で共存する形が生まれたのです。
110608大獅子図
現代においても、祭礼などでおなじみの御輿の頂上には鳳凰が燦然と輝いていますし、邪気を払う芸能として行事に欠かせない獅子舞は各地で盛んに行われています。
 
このように鳳凰と獅子の多岐にわたる造形表現は、日本文化の"ハレ"の場面と密接に関わりあいながら、不滅の生命を伝えてきました。
110608布団地
まさしく"不滅の生命"をもつ鳳凰と獅子の物語は、これからも日本文化史の変化の中で、世代を超えて、受け継がれて行くことでしょう。

ぜひ皆さんも、サントリー美術館「開館50周年記念『美を結ぶ。美をひらく。』 II 不滅のシンボル 鳳凰と獅子」展へご来場いただき、壮大な文化史の流れの中で、その時代を生きた人々の祈りや誇りを継承してきた鳳凰と獅子の姿を、どうぞご覧ください。

今回のレポートは、メグがお届けしました。

関連リンク
「開館50周年記念『美を結ぶ。美をひらく。』 II 不滅のシンボル 鳳凰と獅子」展開催中 【2011年6月8日(水)~7月24日(日)】 (サントリー美術館のサイト)

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まる まる

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まよら~ まよら~

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