2009年05月18日
先日、名古屋で開催された「ウイスキーフェスタ!2009」。
リンク:ウイスキーで盛り上がった!「ウイスキーフェスタ!2009」(名古屋)
今回は、「ウイスキーフェスタ!2009」で開催された限定セミナー、「輿水チーフブレンダーによるウイスキーセミナー」をレポートします。
今回のセミナーでは、「ウイスキーづくりへのこだわり」を、サントリーチーフブレンダー 輿水精一が語ります。
セミナー会場には、たくさんのお客様にご来場いただきました。
『ブレンダーの仕事とは、ウイスキーの味を守り続けていくこと』 と、輿水チーフブレンダー。
美味しいウイスキーをつくるための大切な要素を、3つ挙げられました。
・「原酒」・・・多彩な原酒づくり
・「熟成」・・・徹底した樽・原酒管理
・「ブレンド」・・・微妙な味わいへのこだわり
山崎蒸溜所、白州蒸溜所には、異なる形状のポットスチル(蒸溜釜)をはじめ、多彩な原酒をつくり分ける様々な工夫がなされています。
『ひとつの蒸溜所で、様々な原酒をつくり分けることは、サントリーの蒸溜所の特徴であり、近年の海外コンペティションで、ジャパニーズウイスキーが評価される背景にもなっているでしょう』と、輿水チーフブレンダーは話します。
「10年」熟成させたウイスキーは、さらに熟成させることで、「12年」「18年」となります。
しかし、「山崎12年」は、さらに熟成しても、「山崎18年」にはなりません。
「山崎12年」には、12年以上熟成された原酒、「山崎18年」には、18年以上熟成された原酒、それぞれに相応しい個性豊かな原酒を複数ブレンドすることで、その味わいが完成されるためです。
ブレンダーの技術が生み出した繊細で複雑な味わいこそが、ジャパニーズウイスキーの特徴なのですね。

続いて、2種類の原酒の試飲を通して、樽の違いがウイスキーの味わいに影響することを体感しました。
「山崎 シェリー樽原酒」
赤みがかった色の濃さは、スペインのオーク樽の特徴。
香りは、甘やかで華やか、そして、フルーティであり、少しバニラの香りもあります。
口に含んだときには、甘く、濃厚であり、少し酸味も感じます。
「山崎ミズナラ樽原酒」
ミズナラに由来する濃い琥珀色。
香りは、とても華やかで、口に含んだときの残り香は、単なる甘さだけではなく、伽羅香も感じさせます。
蒸溜までは、同じ原酒でありながら、熟成させる樽によって、まったく異なる香り、味わいの原酒が生まれます。
そして、こうした個々の特徴ある原酒づくりは、樽材、貯蔵などの徹底した管理があるからこそ成せるものであるとことを実感しました。
輿水チーフブレンダーによると、樽で貯蔵された原酒は、優等生だけではなく、クセのある原酒が生まれることがあり、それは、意図してつくることも難しいとのこと。
しかし、そうした個性ある原酒のブレンドが、味わいの厚みや奥行きに良い変化をもたらすことがあるのだそうです。
サントリーがつくるこだわりのウイスキーとは、多彩な原酒をつくり出し、それをブレンドする匠の技によって生まれるもの。
輿水チーフブレンダーの話を通して、人の手によって時間をかけてつくり出され、その味わいが守られ続けるウイスキーの伝統の深さを感じました。
そして、セミナー終了後、ウイスキーフェスタの会場の「山崎」のブースにも、たくさんの人が訪れ、賑わっていました!
今回のレポートは、メグがお届けしました。
次回は、グレイスが「ウイスキー入門セミナー」をお伝えしますので、お楽しみに。
関連リンク
・ウイスキーで盛り上がった!「ウイスキーフェスタ!2009」(名古屋)
・「ウイスキーフェスタ!2009」名古屋で開催!参加者募集中
・サントリーウイスキーのサイト
・「山崎蒸溜所」のサイト
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2009年5月18日 20:18
製樽体験に参加した後、心が落ち着く訳なく高揚したまま、ウイスキーフェスタの会場を回りました。会場入り口にはサントリーウイスキー歴史コーナー。歴史コーナーの......


秘書部を経て、広報部へ。メールマガジン「Eニュース」も担当。
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広報部2年目。mixiアプリ「みんなのまち」「サントリーチャンネル」も担当。
趣味は、好きな街を散歩、最近カメラを買いました。
秋田出身、東京に来て1年です。おいしいお店が多く、制覇しきれません。