2009年03月11日
大阪のサントリーミュージアム[天保山]では、初の現代アート展「インシデンタル・アフェアーズ うつろいゆく日常性の美学」が始まりました。その公開に先駆け、取材会が行われて、サントリートピックスとして参加してきました。
現代アートというと、"理解できずに難しい?"というイメージを持つ方が多いと思いますが、ちゃんと説明を聞きながら鑑賞すると、"おもしろい発見"や"気付き"を与えてくれることを実感した、展覧会でした。
展覧会名の"インシデンタル(incidental)"は、"偶発的な""とるに足らない"などの意味で、日常生活での変化や偶発性を、うつろいゆく美として捉えることで、何気ない事柄が新たな美意識として見ることができます。
同展覧会では、絵画、写真、立体、映像、インスタレーション(空間自体を作品化する美術の一手法)などにより、国内外で活躍する現代アーティスト17名の作品を展示しています。
(上段左)宮島達男≪MEGA DEATH≫,
1999年 白石コンテンポラリーアート蔵
(上段右)田中功起≪everything is everything≫,
2006年 広島市現代美術館蔵
(中段左)木村友紀≪pictures of a man≫,
2007年 タカ・イシイギャラリー蔵
(中段右)トニー・アウスラー≪Pink≫≪Ello≫,
2003年 金沢21世紀美術館蔵
(下段左)ウォルフガング・ティルマンス≪Freischwimmer 24≫,
2003年 国立国際美術館蔵
(下段右)さわひらき≪Going Places Sitting Down≫Still from DVD ,
2004年 作家蔵
部屋の中が真っ暗の中で電光の数字が浮かびあがったり、シャープペンシルだけで丹念に書き上げた作品や、ユニークな映像作品や、床に散乱する色とりどりのさまざまな日用品が並んでいたり・・・と様々です。
これらの作品を理解いただくために、サントリーミュージアム[天保山]では、分かりやすく、楽しく紹介するためのものをいくつかご用意しています。
・担当学芸員によるギャラリートーク開催(無料、不定期のためサイトで要確認)
・展覧会見どころトーク毎日開催(無料)
・作品解説シート(無料)
・音声ガイド「現代アートの楽しみ方」(有料)
・美術評論家によるレクチャー&トーク(無料)
今回の取材会では、担当学芸員によるギャラリートークを聞き、その後、作品解説シートを見つつ音声ガイドを聞きながら、再度回ってみました。
*参加者に解説をする、担当学芸員。
"想像することの楽しさ・発見"にわくわくした展覧会でした。
その一例では、関西で初の公開となった、宮島達男さんの≪MEGA DEATH≫。
今回の展示では、25メートルを越す壁面に約1,800個の数字を刻むデジタルカウンターが1から9までとりつけられ、生と死を象徴する作品となっていました。区切られたこの展示室に入ると、今まで体験したことのない、空間を味わうことができました。
そういえば、昨年のグレイスの夏休みで訪問した直島(なおしま)では、宮島達男さんの作品を見て、その発想に驚きを感じたのを思い出しました。
解説があると、奥が深い現代アートをより楽しめるものですね。
取材会には、20名ほど出席いただき、学芸員による解説に耳を傾けていました。
なお、サントリーミュージアム[天保山]での「インシデンタル・アフェアーズ うつろいゆく日常性の美学」展は、5月10日(日)まで開催中です。
詳しくは、サントリーミュージアムのサイトをご覧下さい。
リンク:「インシデンタル・アフェアーズ うつろいゆく日常性の美学」
今回は、グレイスがお伝えしました。
関連リンク
・サントリーミュージアム[天保山]のサイト
http://blog.suntory.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1776


秘書部を経て、広報部へ。メールマガジン「Eニュース」も担当。
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広報部2年目。mixiアプリ「みんなのまち」「サントリーチャンネル」も担当。
趣味は、好きな街を散歩、最近カメラを買いました。
秋田出身、東京に来て1年です。おいしいお店が多く、制覇しきれません。